[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
言語教育研究センター
(教務機構)
関西学院では草創期から宣教師を中心に英語教育に力が注がれ、「英語の関学」といわれていた。
しかし、戦後は学生数が増大したにもかかわらず、宣教師の数も減り、往年の伝統は薄れつつあった。
そこで、「英語の関学」の復活を目指して、1992年4月に言語教育センターが設置され、92年度秋学期より英語インテンシブ・プログラムが開設された。
当初このプログラムは外国語としての英語教育の専門家である3名の英語のネイティブ・スピーカー(契約教員)によって始められた。
同年より高等学校、中学校の英語教員を対象とした夏季英語セミナーが開始され、95年からは毎年夏にアメリカ・カリフォルニア州モントレーのMonterey Institute of International Studiesでジョイント・プログラムを開催してきた(2007年まで)。
言語教育センターは1997年4月に言語教育研究センターと改称され、言語教育と研究を推進する中心的な役割を担うこととなった。
同年、紀要『言語と文化』が創刊され、フランス語、ドイツ語のインテンシブ・プログラムも開始された。
翌年からは、複数分野専攻制「英語コミュニケーション文化」プログラムも開始された。
海外の協定校でのフランス語研修は97年、ドイツ語研修は98年に開始されている。
さらに、1999年より中国語、2003年より朝鮮語、06年よりスペイン語をそれぞれ選択必修科目として提供している。
また、2001年4月には、センターを母体とした本学初の独立大学院研究科、言語コミュニケーション文化研究科(修士課程)が設置され、03年4月に同博士課程後期課程が設置された。
13年4月の大学組織の機構化に伴い、言語教育研究センターは教務機構に編入された。