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理事長・院長 挨拶

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理事長 村上 一平(むらかみ・いっぺい)

第4代院長C.J.Lベーツは、建学の精神を“Mastery for Service”(奉仕のための練達)というスクール・モットーとして提唱しました。そして“Mastery for Service”の言葉に続けて、“We do not desire to be weaklings. We aim to be strong, to be masters.” と説き、自己を修養するために強くあれ。自分の利益のためにだけではなく、世界人類のために、自分を鍛え強くあれと訴えました。

それでは、大学時代に、どのように自己を修養していけばよいのでしょうか。

ひとつは、何が問題であるのかということを意識することです。ある事柄が問題を孕んでいるかどうかを見極めるには自分の中の物差し、言い換えれば、世界観が必要です。大学での学びは、自分自身の世界観を構築するための準備であると位置づけられます

大学での学びでもう一つ重要なことは、卒業してからも学び続ける基礎を養うことです。世界の動きはめまぐるしく、大学で学んだ知識はすぐに陳腐化します。新しい知識と情報を絶えず身につけていくことが必要であり、そのためには、専門分野の研究対象を科学的に調べ一定の結論を導く思考法(科学的思考法)を体得しておくことが極めて重要となります。

この世界観や科学的思考法を身につけるためには、粘り強い学習とたゆまぬ訓練が必要です。持続的な学習と訓練には、大きな努力と忍耐を伴います。粘り強い学習と訓練をとおして自己を修養し、“Mastery for Service”を体現する世界市民に成長していってほしいと願います。

任 期   2021年4月1日~2022年3月31日
生年月日  1945年3月3日

学 歴   1967年3月 関西学院大学 経済学部卒業
      2012年4月 関西学院大学大学院文学研究科入学(日本近現代史専攻)
      2014年3月       〃       博士課程前期課程修了
      2017年3月 関西学院大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学
      2017年4月 関西学院大学大学院文学研究科研究員(現在に至る)

職 歴   1967年4月 日清製粉株式会社入社
      1995年6月 同社 取締役、企画部長兼財務部長(2000年5月まで)
      2000年6月 同社 常務取締役(2001年6月まで)
      2001年7月 持ち株会社化により、株式会社日清製粉グループ本社常務取締役(2007年5月まで)
      2007年6月 同社 専務取締役(2007年9月まで)
      2007年10月 同社 取締役社長(2011年3月まで)
      2011年4月 同社 取締役相談役(2011年6月まで)
      2011年7月 同社 特別顧問(現在に至る)
      2014年6月 株式会社あおぞら銀行取締役就任(現在に至る)

団体歴   2010年4月 学校法人東洋英和女学院評議員(現在に至る)
      2013年4月 学校法人日本聾話学校理事・評議員(現在に至る)
      2014年4月 学校法人東洋英和女学院理事(現在に至る)
      2015年4月 関西学院同窓会長(2018年3月まで)
      2016年4月 学校法人関西学院理事・評議員(現在に至る)

院長 舟木 讓(ふなき・じょう)

2019年に130周年を迎えた関西学院は、創立当初19名の生徒から始まり、現在、幼稚園から大学・大学院、そしてインターナショナルスクールという多様性に満ちた総合学園としての歩みが続いております。 在校生は2万9千を超え、また2019年4月に開設した西宮北口キャンパスを加えて8つのキャンパス(西宮市に3つ、三田市、宝塚市、箕面市、大阪梅田、東京丸の内)を有する学校へと成長いたしました。さらに国内外の23万人余りの同窓生が、国内91、海外29の計120支部で国際的な連携と活動を続けています。
創立者W.R.ランバス宣教師は、上海で生を受け、アメリカで牧師と医師の資格を得た後、宣教師・医師として中国から始まり日本、ヨーロッパ、アフリカ、シベリア等で国際的な活動を晩年まで続けました。その墓碑には「世界市民としてのキリストの使徒」との文字が刻まれ、その意志を受け継いだ関西学院は、国や民族といった様々な「隔て」を乗り越え、この世界の多様性を尊重して働く人々の育成に力を注いでいます。 また1929年に「大学昇格」を目指して西宮上ケ原キャンパスに移転した際、当時の院長で関西学院のスクールモットー「Mastery for Service」を提唱したC.J.L.ベーツ第4代院長(後に初代学長も兼務)は、垣根 が な かったキャンパ スを 前 に「We have no fence」という言葉も残されました。この言葉は、物理的な垣根の存在の有無だけでなく、この世界の多様性と互いの存在を認め、すべての人々の存在と尊厳が守られる世界の創造へと献身する精神を示しています。多くの「垣根」や「壁」が築かれ、多様性を否定する方向に向かっている今日、関西学院はその背後にある「敵意や憎悪の隔て」を取り除くため、祈りをもって様々な取り組みに挑戦し、世界を良き方向へと変革する働きを今後も続けたいと願っております。

<院長>
建学の精神に則り、キリスト教主義に基づく教育を推進するにあたり関西学院を統理する。

舟木 讓 院長

第17代関西学院院長、関西学院大学神学部卒業、同大学大学院神学研究科博士課程前期課程修了、日本基督教団京都御幸町教会担任教師、日本基督教団神戸栄光教会担任教師、日本基督教団兵庫教区教育部委員長、関西学院大学経済学部助手(宗教主事)、同大学経済学部専任講師(宗教主事)、同大学経済学部助教授(宗教主事、2007年から准教授)、同大学人権教育研究室長、同大学経済学部教授(宗教主事)同大学宗教主事、関西学院 宗教総主事を経て2019年4月から院長。

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