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メッセージ

変化を恐れず挑戦し続けることで関西学院の未来を共につくろう

われわれを取り巻く社会は、グローバル化や技術革新が進む一方で環境破壊や経済格差などの問題が山積し、その状況は日々刻々と変化しています。すさまじいスピードで変わっていく社会の状況に合わせ、関西学院という学校法人にも変化が求められていますし、恐れずに自らが変わっていかなければなりません。

起きている現象をピンポイントでとらえ、今すべきことを考え、実行することはもちろん大切です。それと同時に、予測した将来を見据えて、「新しい時代に向けて今はこうしよう」と動くことが非常に大切になってきます。

関西学院が創立150周年を迎える2039年にあるべき姿、ありたい姿を掲げた将来構想「Kwansei Grand Challenge2039」も、教職員が議論を重ねて作り上げてきたものです。そうであっても構想通りにいかない部分は出てくるでしょう。ただ、いったんは仮説を立て、将来のあるべき姿、ありたい姿に向けて変化を恐れず挑戦し続けることが重要です。職員に求められる姿勢は、失敗や変化を恐れず、常にチャレンジ(挑戦)をする姿勢だと言えます。

そのためには、日頃から目の前にある事象を全て受け入れるのではなく、「なぜなのだろう」「どうしてこうなっているのだろう」と考えてみましょう。そうすることで問題の本質を肌で感じることができます。

「大学を含む学校法人という場は人の成長に関われる所なので、関西学院で働きたい」という志望動機をよく聞きます。確かに学校という場は人の成長に関われる場ではありますが、職員として働いていればオートマチックに学生の成長を見ることができるというわけではありません。むしろ、学校を学生、生徒、児童が成長できる場としていくためには、教員と連携のもと、具体的な施策を提供する必要があり、そして、その一つひとつの施策を考えるのはあなたなのです。「学生、生徒、児童の成長に関わるのは自分なんだ」という強い気概、何事にも挑戦する気持ちを持って入職してほしいと思います。

そのためにも、あなたに影響を与えた学生時代における「出会い」や「気づき」は非常に重要だと思います。学生時代に正直に自分自身に向き合った経験を持つ人は、職員となった際に、「次世代を支える学生、生徒、児童のための施策」って何だろう、と真正面から考えることができるようになったと思います。ゼミ活動、クラブ活動、ボランティア活動等、何でも構いませんが、あなたの人生に影響を与えた経験を大事にしていただき、次はあなたが学生、生徒、児童のために行う新たな挑戦のために、自分自身を磨き続けてほしいと思います。

これからの時代、大学を含む学校法人で働くということは、常に変化・成長が求められる厳しい仕事です。しかし、その一方で、さまざまな側面から人の成長に関わるという面では、非常にやりがいがあることは事実です。若さ溢れる職員は、学生たちにとっても非常に近い存在となります。若さ溢れる職員だからこそ持てる発想がある、若さ溢れる職員だからこそ挑戦できることがあると信じて、われわれの仲間に加わってください。そして、これからの関西学院の歴史を共につくっていきましょう。

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