教育連携課 植田 真紀
Q1.私が「関西学院」を選んだ理由
素晴らしい教育や環境を
身近に感じながら働きたい
教育に関わる仕事をしたかったからです。学ぶことは人生を豊かにすることであり、私自身も学ぶことが好きで、学びにより常に成長していきたいという思いがありました。また、母校である関西学院大学での4年間は、友人たちと共に学び、充実したかけがえのない時間を過ごすことができました。自分が体験した素晴らしい教育や環境を身近に感じつつ、経験を生かして働きたいと思ったのが関西学院を選んだ理由です。女性が活躍できる職種だと感じられたことも魅力でした。
Q2.これが私の仕事です
9つの学校の連携を図る
ブランディングコミュニティーを
教育連携課は2021年度に新設された発展途上の部署で、ほとんどの業務はつくり上げている最中です。8つのキャンパスに幼稚園から大学院まで9つの学校を有する関西学院のビジョンの中で「一貫教育と総合学園構想の推進」を担い、ブランディングコミュニティーとして新しい力を生み出すために各学校をつないでいく役割を担っています。連携に当たり、その根幹にあるのがキリスト教主義教育とスクールモットー“Mastery for Service”です。それらを学内に浸透・理解させ、学外にも発信していくために、本年度は聖書の言葉を分かりやすく伝えるビデオメッセージ「風に思う」の発信、ロシアのウクライナ侵攻に対して平和を願う講演会やコンサートの開催などに院長を中心として取り組みました。
Q3.私が「関西学院」でやりがいや面白さを感じるとき
異動で引き出される可能性
課長になり責任感と達成感も大きく
入職後、学生課、人事課、社会学部事務室と異動し、現在の教育連携課に至ります。学生に直接関わる部署と法人の管理部門の両方の仕事をすることで関西学院の全体像がよく見えてきましたし、4つの部署を経験することでそれぞれの点がつながって線となり、さらに面になって、より広い視野で考えることができるようになりました。どの異動も私には必要だったもので、得意不得意が分かり、可能性も引き出されました。さらに22年度には課長となり、学院での自分の役割が明確になったと感じています。視座が一段上がり、責任が重くなった分、やりがいや達成感も大きくなりました。
Q4.私生活との両立について
産休・育休はブランクではない
育児の経験を仕事に生かす
3人の子どもが小さい頃は、仕事と家庭の両立が難しいと感じる時もありましたが、同じように頑張っている同僚の話を聞き、やるべきことの優先順位を考え、メリハリを付けて進めるようにしました。家で悩んでいても職場に来ると自然にスイッチが切り替わり、仕事に救われているとも感じます。3度の産休・育休中は何の不安もなく育児に専念することができました。その期間はブランクではなく、関西学院という教育の場で働く上では育児を通じた経験を仕事に生かせられると感じました。実際に人事課では学院内保育園の立ち上げに携わり、無事入園式を迎えられた日の晴れ晴れとした気持ちは今も鮮明に覚えています。自分の子どもたちには、社会の一員として頑張って働く姿を見てほしいと思っています。
Q5.今後関西学院の職員として挑戦したいこと
将来構想に携われるように
自分を磨き続けたい
現在の部署は、各学校のそれぞれの特徴を生かしつつ、縦、横の連携をどう強めていくかが課題です。一貫教育や総合学園のメリットを感じてもらえるような機会、例えば初等部生が大学生と交流し、刺激を受け、憧れを持って成長できるような場づくりに取り組みたいと考えています。ゆくゆくは関西学院の将来構想に携わることができる業務に携わり、私自身がそうだったように、卒業したことが人生のプラスになったとみんなに感じていただけるような関西学院にしていきたいと思います。そのためにも、さらにコミュニケーションスキルを高めるなど自分を磨き続けます。
「関西学院」を目指す皆さんへメッセージ
教育を取り巻く環境は非常に速いスピードで変化しています。その流れに遅れることなく付いていける適応力が必要です。加えて、組織が大きくなった今、定型業務を確実に進めていくだけではなく、多様な職種の人と協働していくための企画力や交渉力、突破力が求められています。その一方では、関西学院で働く以上は、建学の精神とキリスト教主義に基づく全人教育を大切に守っていくことも重要だと考えます。変わるものと変わらないもののバランスを大事にしながら、関西学院への夢を描ける熱い思いを持った人にぜひ、チャレンジしていただきたいと思います。
※各ページの掲載情報は取材時のものです。