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文学部事務室 才藤 魁

[2025年2月14日 更新  ]

才藤 魁

Q1.私が「関西学院」を選んだ理由

自分の土台を築いた母校で
後輩たちの成長や挑戦に携わりたい

母校である関西学院大学で過ごした4年間は、社会に出る準備期間として、自分自身の土台となる部分を築くことができた貴重な時間でした。その恩返しの意味も込め、関西学院の後輩学生たちが有意義な学生生活を送ることができるよう尽力し、学生らの成長を通じて、社会や地域に貢献したいと思ったのが一番の理由です。また、前職は警察官として3年半、交番勤務などで市民の方々のお役に立てるよう努めてきましたが、事件・事故が発生すれば駆けつけるというような受動的かつ不特定多数の方々との関わりから、より身近にいる人たちのために自分から能動的に働きかけたいという思いが芽生えたことが、転職のきっかけとなりました。

Q2.これが私の仕事です

学生の困りごとに耳を傾け
「行ってよかった」と思える事務室に

入職以来、文学部事務室に所属しています。入職後の半年間は入試・学生パートに所属し、一般入試や卒業式の実行、海外留学プログラムの管理・運営などを経験しました。100名近くの学生が参加する学部独自の海外留学プログラムでは私自身も引率者として一部プログラムに帯同しました。フランス・パリへ向かう前の事前授業や渡航前説明会などで関わりを持った学生と現地で約1週間過ごしたことで、より学生たちとの関係を深めることができました。2024年4月に教務パートの所属となり、履修や卒業・進級判定、ゼミ選択などを担当し、思い描いていた通りに学生たちと関わることができています。学部事務室は、相談したいと考える学生に開かれた窓口でもあり、学生との会話が命だと考えています。まず何に困り、何を求めているかに耳を傾け、事務室での対応が可能か不可能かを検討し、対応できない内容に関しては理由を説明し代案や解決策まで提示することができればベストな対応だと思っています。事務室へ相談に来る学生にとって悩みは一大事であり、相談を終えて事務室から退室する時には「事務室に行ってよかった」「才藤に聞いてもらえてよかった」と思ってもらえるよう、学生が訪ねやすい空間づくり、丁寧な学生対応を心掛けています。

才藤 魁

Q3.私が「関西学院」でやりがいや面白さを感じるとき

献身的な姿勢で
労を惜しまず働き続ける

これまで、3学科11専修ある文学部において、多くの学生にとって魅力ある学部独自の留学プログラムを提供するために試行錯誤を繰り返してきました。また、入職後は留学プログラムを通した学生との関わりが非常に多く、私自身が不慣れであったことからも自ら担当教員や学生たちと密にやり取りを重ねることで、入職間もない私に対してでも信頼していただけることができました。過去に事務室で相談対応をした学生とキャンパス内で会った際に会釈をしてくれたり、留学プログラムに参加した学生が話しかけてくれたりする時はうれしいですし、やりがいを感じます。「また留学した方がいいですか」「どの国が良いと思いますか」といった他愛もない話や近況報告などをしに、私を訪ねて事務室へ来る学生もいて、そのような話ができるのも日ごろから良好な人間関係の構築ができているからこそと自負しています。

Q4.私生活との両立について

陸上競技部にコーチとして携わり
課外活動を通した人間的成長を

大学時代に所属していた体育会陸上競技部の短距離部門のコーチとして、休日はもっぱら、練習の指導や試合に同行しています。学生の本分は学業であることに加え、大学における学生スポーツにかかわる意義は、競技を通じて得られる人間的な成長にあると考えています。また私自身、練習や試合を『教育』の現場と捉え、教えるだけではなく『育てる』ことを指導の土台として日々学生と接しています。挨拶や掃除などの基本的な行動や練習への取り組み姿勢など、ふとした時に垣間見える変化に学生たちの成長を感じ、仕事とは違ったやりがいや緊張感、喜びや悔しさを味わうことができています。私自身、陸上競技に打ち込む学生からパワーをもらい、一緒に成長をさせてもらっているとも感じており、グラウンドに行くだけでリフレッシュさせてもらっています。

才藤 魁

Q5.今後関西学院の職員として挑戦したいこと

一人でも多くの学生とつながり
世界に羽ばたく一助となる

文学部では、高校生やその保護者向けに文学部での学びの魅力を広く認知してもらえるよう、教員の研究内容をまとめた動画を作成し、YouTubeで発信する取り組みを進めています。私も動画作成のメンバーの一人として関わらせていただいていますが、ゼロからイチを生み出す思考が苦手なため、今後は積極的にこの力を身に付けていきたいと考えています。
一方で今後、変化の絶えない世界において、変化に合ったニーズに対応していくことが求められ、数ある学校の中から関西学院を選んで入学をしてきた学生全員に「関西学院を選んで良かった」と思ってもらいたいと感じています。学生たちが在学中、卒業後に必要な能力やスキル・経験・仲間などを獲得できるよう、常に学生や教員に寄り添い自分に何ができるのかを考え行動に移すことが私のチャレンジであり、卒業生が「真に豊かな人生」を送ることができる一助になると考えます。学生と密に関わる部署以外に異動したとしても、与えられた場と業務を通して間接的にでも学生のニーズに応え、学生の成長、ひいては学院の発展に寄与できるよう努めたいと思います。

「関西学院」を目指す皆さんへメッセージ

関西学院のスクールモットー“Mastery for Service(奉仕のための練達)”を体現する世界市民の育成というミッションに向け、学生や教員を支えると同時に、自分自身も様々なことに挑戦し成長を続けることが肝要です。それが関西学院、ひいては社会全体への貢献につながると考えています。前向きにチャレンジしたいと考える人と一緒に働けることを願っています。私自身、意見やチャレンジを受け入れ、応援してくれる環境の中で伸び伸びと、同時に生き生きと活動する学生たちのパワーや活気を感じながら仕事ができています。学生たちに「関西学院に入ってよかった」と思ってもらえるように、さらなる関西学院の発展を共に目指しましょう。

※各ページの掲載情報は取材時のものです。

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