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教務機構事務部 中江 翔平

[2023年3月1日 更新  ]

植田真紀

Q1.私が「関西学院」を選んだ理由

一貫教育を実践する教育機関で
次世代を担う人材を育てる一助に

第一子が生まれたことがきっかけの一つでした。近年の日本経済の低迷や様々な情勢の変化が起きる中で、これからの若い世代がいかに社会で活躍できるか、その中で自分の子どもたちを含めた世代がより良い人生を送れるのか、漠然とした不安と共に何が必要かを考えるようになりました。その結果、社会を変えるために、また人生の選択肢を広げるためには「教育」が重要だと考え、教育機関への転職を考えるようになりました。教育機関なら中学・高校・大学の10年間を過ごし、自身の基礎を構築してくれた関西学院しかないと、母校に戻ってきました。

 

Q2.これが私の仕事です

現場の声を聞きながら
全学横断で進める事柄を実行

教務機構事務部は全学部に共通して関係する事柄の取りまとめをする部署で、定期試験やシラバスの運用、学部に関係なく履修できる全学科目の運営が主な業務です。全学科目の運営においては、教材や用品の準備からトラブル対応、先生方の出張費の精算まで、授業を進める上で必要な事務全般を行っています。また、資料や書類のペーパーレス化にも取り組んでいます。現場の先生方の声を聞きながら実行までもっていくことは簡単ではありませんが、「新しい何かを始める」ことに理解を求め、前に進むためのご意見を募るように努めています。

中江 翔平

Q3.私が「関西学院」でやりがいや面白さを感じるとき

AI活用人材を育成する
注目の全学科目に関わる喜び

私が担当している「AI活用人材育成科目」は日本IBMと共同開発したプログラムで、人間とAIが共生する社会を生き抜くことができる人材の育成を目的としています。関学にはAIに強い高名な先生方が多くいらっしゃいます。そういった先生方と毎週のように、次の科目はどうするか、もっと履修者が増えるためには等について議論をしています。また、この科目は学外向けにも提供しており、関学内でも注目されている科目のため、様々な部署が関わる中で私も意見を出しながら業務を進めています。AIに強い先生方と一緒に仕事ができるのは刺激的ですし、オリジナリティーの高い科目なので、非常にやりがいを感じています。


 

Q4.私生活との両立について

育休を経て周りへの
感謝の気持ちが強くなった

昨年9月に次男が生まれ、11月から約2カ月半、育児休業を取りました。第一子の時は前職で1週間程度の取得だったため、今回も長期で取得することは考えておりませんでしたが、育児休暇取得経験のある所属部署の上司と先輩から背中を押されたこともあり、長期で取ることを決断しました。一定期間取ったことで育児の大変さがよく分かりましたし、周りへの感謝の気持ちが強くなりました。職場では、しっかり仕事で恩返しをしようと励んでいますし、妻に対しても、できるだけ早く帰って育児に関わるようにしています。今は復帰間もないので大変ですが、職場でも、家庭でも求められているということは、自分にとってのモチベーションになっています。求められる人間で居続けることがキャリアアップにもつながると思うので、男性職員のロールモデルになれるよう、これからも頑張りたいです。

 

Q5.今後関西学院の職員として挑戦したいこと

外部の目を持ち続けて
違和感を発信し変革を進める

キャリア採用ということで、求められているのは前職の経験を大学という職場に生かすこと。いわゆる外部の目を持って違和感のあることについては積極的に伝え、変えるべきと思うところは変革を進めていきたいと考えています。また、教育機関である以上、職員も自己研鑽を怠ってはいけないと思うので、苦手な語学や今担当しているAIの知識等は積極的に学んでいきたいと思います。特に語学については習得を目指して学生の留学支援等にも関わってみたいです。

中江 翔平

「関西学院」を目指す皆さんへメッセージ

色々、わかったようなことを言ってきましたが、私自身まだ2年目でわからないことばかりで日々勉強している最中です。今就職活動をしている学生の皆さんも初めての経験が多く、失敗したり落ち込んだりすることが多々あると思いますが、自分を見つめなおすとても良い機会なので、何事にも前向きに取り組んでみてください。 またその結果、関西学院大学で働くことを選んでくれたら非常に嬉しいです。学校職員は自分の仕事が学生のためになっていると感じることができるやりがいのある仕事だと思うので、是非チャレンジしていただけると嬉しいです。一緒に頑張りましょう!

※各ページの掲載情報は取材時のものです。

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