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神戸三田キャンパス事務室 石割 淳

[2022年3月1日 更新  ]

石割淳

Q1.私が「関西学院」を選んだ理由

自分という人間を形成した関西学院
多彩な部署がある母校で働きたい

関西学院で中学部、高等部、大学と学んできた私にとって、関西学院は自分のアイデンティティーそのもの。アメリカンフットボール部でマネージャーを務めていた学生時代、部が手続きや相談をする窓口であった学生部に出入りしたり、大学職員として働いておられる先輩方によく相談に乗ってもらったりしたこともあって、職員は身近な存在でもありました。卒業後、一旦は電気機器メーカーに就職しましたが、改めて今後の人生を考えた時、組織の中で与えられた課題に真摯に向き合う働き方が自分に合っていると感じました。また、関西学院に勤めていた先輩の話から広報や入試、就職、国際交流など、学校運営に関するさまざまな分野の部署があると知り、母校で働いてみたいと思い転職を決めました。
 

Q2.これが私の仕事です

学部ごとに分かれた事務室業務を統合し
組織改編のモデルケースを三田から

2021年4月から5学部体制となったKSC(神戸三田キャンパス)で、学部事務室の再編を進めています。5学部で分かれている事務室を一つの組織に集約し、ワンストップ化を図ることで、学生へのサービス向上を目指します。これまで別々の学部事務室で業務をしていた職員が一緒に働く中で業務のやり方を見直し、平準化や効率化を図ることも目的です。KSCは西宮上ケ原キャンパスよりも規模が小さいため組織改編などにチャレンジしやすく、今後、学内のモデルケースとなれるよう取り組んでいきます。

石割淳

Q3.私が「関西学院」でやりがいや面白さを感じるとき

30代は課外活動をサポートする中で学生の成長する姿を間近に見て感動
今はKSC学部再編の大きなうねりの中で管理職としての自分の役割を遂行する

30代の10年間は、学生の課外活動を担当しました。体育会活動や大学祭について相談に来る学生に対して、気付きを与えて視野を広げることが職員の仕事だと考え、普段から悩みを聞いたり、問題が起こった時は団体幹部と話をしたりするなど、密に関わっていました。学生の頃はどちらかといえば大学祭を遠目に見ていたタイプでしたが、実行委員の学生たちが一生懸命取り組む姿を見ていたので、大学祭が終わった時には涙がこぼれました。学生の成長を間近で見られる、幸せな部署でした。
40代に入って、法学部事務室の事務長を経て、2019年4月からは理工学部事務室の課長を2年間務めました。KSCの学部再編を無事に迎えられたことにはほっとしましたし、関西学院の理系学部再編という大きな流れの中に自分も関わっていることを実感しています。今は、KSC5学部全体の教務や学籍、奨学金に関する業務を行うチームに異動しました。メンバーはとても優秀で、自律的に仕事をしてくれています。課長として心掛けているのは、皆が気持ちよく働ける環境をつくることや、きちんと方向性を示し、最終的な判断に責任を持つこと。どれも当たり前のことですが、その思いはずっと持ち続けています。
 

Q4.私生活との両立について

アメリカンフットボール部の運営に加わり
体育会活動を通じた教育に注力

アメリカンフットボール部の運営スタッフとして、仕事終わりや休日には学生マネージャーのサポートをしています。アメリカンフットボール部ではもともと、部活動を通じた人間育成に取り組んできましたが、昨年4月に競技スポーツ局(KGAD)が発足し、大学が体育会活動を正課外教育として認めました。学生部(現:学生活動支援機構事務部)では課外活動を支援し、学部事務室で学部教育がどのように行われているか見てきた経験から、課外活動が本格的な教育の場として機能するよう、まずは部活の運営スタッフの一人としてKGADに関わっていきたいです。また将来的には職員としてもこの取り組みの活性化は今後挑戦したいことの一つと考えています。
 

Q5.今後関西学院の職員として挑戦したいこと

事務室発の新たな教育プログラムで
理系学部のさらなる活性化を

目の前のミッションとしては、理系学部の活性化です。今はKSC事務室の再編などに追われていますが、自分たちが作り上げた仕組みによって学生が成長していくことを感じることができて初めて仕事は面白くなっていくと思います。学部再編に伴う新たな教育プログラムや授業の立ち上げに職員がコミットした例もいくつかあります。学部事務室でも、独自のプログラムの企画立案などにチャレンジできる環境を整えていくことで、課員の育成にもつながるのではないかと思っています。

石割淳

メッセージ

卒業生が将来、何かを成しえた時に「関西学院で過ごせたからこそ」と思えるような学校にしたいと思っています。その思いを共に持ち続け、学生や生徒の成長を糧として自分も成長していこうと思っている人に受けてもらいたいです。教育の主体はあくまで教員や学生で、職員は「スタッフ」ですから、支える、サポートすることが役割です。しかし、考え方次第で自分が主役となって輝けるフィールドが関西学院にはたくさんありますし、主体的に取り組む人にこそ、活躍の場が与えられると思います。

※各ページの掲載情報は取材時のものです。

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