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高中部 布施恵里子

[2021年3月1日 更新  ]

Q1.私が「関西学院」を選んだ理由

教員以外の立場で学校生活を支え
世界市民の育成に携わりたい

就職活動を始める以前から、教育現場で働くことに興味を持っていました。子どもが大人に成長していく過程で、学校で過ごす時間がその後の人生に与える影響はとても大きいと感じています。私自身、これまでの学校生活での出会いや経験に基づき今の自分があります。そんな中、関西学院大学で過ごした4年間でさまざまな部署の職員の方にお世話になる機会があり、学校で働く“教員”以外のスタッフの存在に気付きました。関西学院で学ぶ多くの学生の学校生活を支え、卒業後も活躍する世界市民の育成に携わりたいと思い、働く場所として関西学院を考えるようになりました。

 

Q2.これが私の仕事です

賑やかで変化と刺激のある毎日
高等部の教務と入試広報を担当

入職して3年間、高中部事務室で勤務しています。1年目~2年目は中学部を担当し、学費・奨学金の対応や式典・行事の準備・実行、施設管理に従事しました。特に学費・奨学金の業務では、各家庭の事情に合った対応を求められることもあるため、物事の背景を想像しながら仕事をすることを大切にしていました。定期的な業務も多いですが、生徒が1年間と滞りなく過ごせるようにするためには、どれも欠かすことができない業務です。
現在は、主に高等部を中心とした以下の業務を担当しています。

(1)教務(定期試験準備、時間割管理、授業担当者管理、成績管理)
(2)入試広報(入試要項・学校案内の作成、オープンハイスクールの準備・実行、院内推薦入試・一般入試の準備・実行)

(1)は、いずれも生徒の3年間の学びを記録する重要な業務です。特に成績の管理は、システムを用いて集計・処理をおこない、成績表や調査書等を作成するため、ミスなく正しい作業をする能力が必要となります。(2)の業務では、2020年度は新型コロナウイルス感染症流行に伴い、追試験の準備や会場の感染症対策の検討・準備など、例年とは異なる突発的な対応が求められることもありました。どの仕事においても、直接的あるいは間接的に生徒や受験生に影響を与えるため、日々緊張感を持って業務に取り組んでいます。一方で、行事がある時は学校全体が一丸となって盛り上がるなどとても賑やかで、高校・中学ならではの景色が広がっており、毎日変化・刺激のある環境で仕事をしています。

 

Q3.私が「関西学院」でやりがいや面白さを感じるとき

教員の熱い思いに背中を押され
教育現場で働く面白さを実感する

教育の第一線で働いている教員の先生方と一緒に仕事ができることは、とても刺激が多いです。生徒と向き合う真剣な姿勢や、教育に対する熱い思いを目の当たりにした時、背中を押され、教育現場で働くことの面白さを実感します。そして、その局面に携わることができることにやりがいを感じています。
先日、大学入試が終わった際に、わざわざ事務室まで結果報告のあいさつに来てくれた生徒がいました。事務室としては、成績表の作成や出願手続きなど当然の業務を遂行したまでと思っていましたが、自分の業務が生徒に直接届いているということを実感し、気持ちを奮い立たされました。

 

Q4.関西学院の研修制度について

3年間で20回以上の研修に参加
成長するための貴重な時間

入職してから今日までの3年間で、学院が提供する研修に20講座以上の研修に参加してきました。1年目は、関西学院という組織を知るための研修(各部署の特色や取り組みについて)が中心でしたが、2年目以降は日々の業務の中で実践できるPCスキルや、職員としての在り方・将来像を構築するといった研修が中心となり、これまでの経験を通して学んだこと・感じたことを細かく分析し、自身の課題と向き合うことで、職員として成長するための貴重な時間となっています。また、部署を問わず同期が一度に集まるため、各々の取り組みを共有し、意見交換をすることで、仕事へのモチベーションアップにつながっています。

 

Q5.今後関西学院の職員として挑戦したいこと

生徒が求めているものは何か?
一歩踏み込む姿勢を大切に

関西学院からより多くの世界市民を輩出できるよう、何事に対しても臆さずに、日々挑戦・尽力したいと思います。随分と大きなテーマではありますが、職員として働く中で、その気持ちは日々強いものとなっています。中学部・高等部での学びは、大学に進学することがゴールではなく、大学卒業後にどのような人生を築くか、というところに直通していると思います。私は教員免許を取得していないため、生徒に教壇で直接学びを提供することはありませんが、教員と意見交換をしながら授業・行事を作り上げていく中で、自身の取り組み次第で、間接的に、生徒に新たな学びを提供できることがあるかもしれません。どのような場面においても、「生徒が求めているものは何か?」「今の生徒に必要なものは何か?」という視点を大切にし、一歩踏み込む姿勢を大切にしていきたいと思います。当然のことながら、行動を起こすためには知識・能力が必要不可欠となるので、自己を鍛える姿勢も忘れないようにしたいです。

採用_布施さん本文下段

メッセージ

関西学院にはさまざまな部署が存在しており、業務内容も多種多様です。また、職員は関西学院の卒業生ばかりではなく、他大学、あるいは転職してきた職員も多く、さまざまな背景や個性が混ざり合っています。しかしながら、“関西学院をより良い組織にしていきたい”、“生徒・学生にとって誇れる母校であってほしい”という共通の思いを抱き、職員一人ひとりが関西学院の未来を創る役割を担っています。就職活動は、将来を思い描く貴重な時間であると思います。自分自身と存分に向き合い、考え抜いた結果、最後には「関西学院で働きたい」と思っていただけたらうれしいです。
皆さまの就職活動が、有意義な時間になることを願っています。

※各ページの掲載情報は取材時のものです。

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