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関西学院事典(増補改訂版)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]

聖和寮

 女子学生寮である聖和寮の起源は、聖和女子短期大学時代の1962年に建築され、現在は西宮聖和キャンパス10号館として、学生の課外活動やピアノ練習に利用されている建物である。

 現在の聖和寮は、学校法人聖和大学が1993年に近隣の農地を買い取り、西宮市上ケ原2番町に建設したものである。
法人合併前(2008年度)までは、聖和大学(教育学部生、短期大学部生)の女子学生寮であったが、2009年度の関西学院と聖和大学の法人合併により、聖和大学(教育学部、人文学部)、聖和短期大学、関西学院大学の女子学生寮となった。
なお、聖和大学が廃止された12年度からは、関西学院大学と聖和短期大学の女子学生寮となっている。

 聖和寮寮則の第1条には、「聖和寮は、関西学院の建学の精神であるキリスト教主義教育に則り、学生が互いに協力して学生生活を営むことを目的とする。
」と明記され、この精神を理解するために、月1回の木曜礼拝(ファミリーアワー、木曜集会)を実施している。
また、寮運営については、聖和寮運営委員会(学生の代表6名、聖和キャンパス事務室長〈聖和寮運営委員長〉、教育学部長、聖和短期大学長、聖和キャンパス担当課長、寮母)において協議され、円滑な運営が行われている。

 聖和寮の施設はワンルームタイプのユニットバスを備えた個室が92室、食堂、談話室、集会室、洗濯室があり、3食が提供されるなど快適な共同生活が送れるよう配慮されている。

聖和寮

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