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関西学院事典(増補改訂版)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]

木村蓬伍

きむらほういつ

1889.7.19~1964.4.22

理事長、牧師。
山口県宇部に生まれる。
1908年、日本メソヂスト下関教会で高橋泰平牧師より受洗。
関西学院神学部を卒業後、アメリカに留学、エモリー大学神学部、同大学院を修了。
26年、受按。
呉・京城・大阪東部(現、東梅田)各教会の伝道・牧会に従事した後、大阪東部伝道局巡回教師となる。
西宮(現、西宮公同)教会の牧師在任中、ランバス女学院神学部、聖和女子学院神学部、関西学院神学部の講師を務め、説教学を講じた。
J.ウエスレーに傾倒し、青山学院と関西学院が共同編集する『神学評論』にもしばしば寄稿する一方、日本メソヂスト教会青年伝道の推進母体である共励局長としてパンフレットの編集責任も負い、戦前・戦後を通じて有力な教会指導者であった。
日本聖書協会評議員、日本基督教団近畿教区長などを歴任。
国際基督教大学(ICU)、パルモア学院、夙川学院各評議員を務めた。
また、関西学院理事、同神学校問題委員、常務理事、そして理事長を務め、長く関西学院神学部、聖和女子短期大学後援会会長としても尽力した。

【参照】Ⅰ 507,572

木村蓬伍

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