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関西学院事典(増補改訂版)

[ 編集者:学院史編纂室 2016年2月16日 更新 ]

学院史編纂室

 学院の創立90周年に備えて前年の1978年6月、図書館の一隅を借りて学院史資料室が発足し、翌79年9月、学院史資料室規程の制定により、学院の正式な組織として位置付けられた。
学院の公文書、記録、創立者および学院関係者の諸資料等を収集、整理、保管し運用することが目的とされた。

 1984年10月、旧日本人住宅に事務室を移し、専用の資料庫が隣地に完成した。
新大学図書館の完成に伴い、98年1月、時計台1階に入居した。

 その間『関西学院史資料目録』8分冊を刊行し、『資料室便り』(現、『学院史編纂室便り』)を発行した。
学院創立100周年の前年88年4月から記念出版専門委員会の事務を企画課とともに分担し、図録『関西学院の100年』を89年11月に刊行した。
続いて90年4月から関西学院百年史編纂事業委員会の事務局を担い、98年3月、『関西学院百年史』全4巻が完成した。
百年史編纂に取り組みながら、『関西学院史紀要』(1991年創刊)を刊行した。
2000年には学院史編纂室と改称し、学院の歴史の情報発信機能の強化を目指している。

 2001年9月には、創立111周年記念として企画された『関西学院事典』が完成し、02年4月より「院長研究―ランバス、ニュートン、ベーツ―」と「関西学院の戦前・戦中・戦後」の2つの共同研究を開始した。
2008年度に学院史編纂室開設30周年を迎え、学院の歴史研究における思いを新たにした。

 2014年に迎える学院創立125周年の歴史編纂記念事業として『関西学院事典 増補改訂版』と記念誌「Gift for the Future」の作成が決定し、年史実行委員会が設置され、その事務局として始動した。
また、創立125周年記念事業の一つである大学博物館設置に伴い、14年に大学博物館と統合し、開館時に計画されている学院史の常設展示の内容や図録制作についての検討を行った。

 2014年3月現在の資料保有量は約21,500件、この中に学院に直接関わる資料とともに、メソヂスト教会関係資料、とりわけアメリカ・南メソヂスト監督教会の西日本における活動の足跡に関する資料を多く保有していることが特色といえる。
資料の収集保存とともに、学内外のレファレンスを受け付けている。

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