[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
H号館
「西宮上ケ原キャンパス北西部整備計画」は、狭隘化した第1教授研究館の建て替え、経年劣化した社会学部校舎の建て替え、さらに全学の教室不足の解消およびさまざまな学生活動のためのスペース確保を目的とした全学共用教室・ラウンジ棟(H号館)の建設を、キャンパス北西部土地利用において連動的に実現させようとするものであった。
2009年12月から始まった4年余りの工期全体の中で、H号館の建設は12年秋から旧社会学部校舎跡地を用いて社会学部校舎2期工事と同時に実施され、14年2月末にはこれらすべてが完成し、3月に竣工した。
同じ場所に建てられたH号館と社会学部校舎の建物群全体の建築様式としてはスパニッシュ・ミッション・スタイルが用いられ、H号館と社会学部校舎の間にはシンボリックな空間としてのギャラリー(回廊)が設けられた。
H号館南側前景には、南側大学図書館との距離がないため、1階にスパニッシュ・ミッション・スタイル様式の一つであるコリドールが設けられ、圧迫感を和らげる工夫がなされた。
H号館内部には、大教室が2室、小教室が4室と学生の自主的な学習活動の場として「ラーニングコモンズ」が1階と2階に設けられ、飲食店舗の入った「ラウンジ」、学生同士の話し合いや打ち合わせのための「CReatE1」、グループで発表準備や資料作成を行える「CReatE2」という3つのゾーンに分けられた。
これらの共同学習スペースでは、可動式の机と椅子、ホワイトボード、AVモニター常設の固定座席、会話を促進するソファーなど、備品についても工夫と充実が図られた。
また地下1階には、蔵書が100万冊まで収容可能な機械式の大学図書館書庫と大学博物館収蔵庫が設置された。
鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、地下1階、地上3階建てで、H号館と社会学部校舎を合わせた延床面積は11,728.54㎡。
建物の設計・監理は日本設計、施工は竹中工務店。
2009年12月から始まった4年余りの工期全体の中で、H号館の建設は12年秋から旧社会学部校舎跡地を用いて社会学部校舎2期工事と同時に実施され、14年2月末にはこれらすべてが完成し、3月に竣工した。
同じ場所に建てられたH号館と社会学部校舎の建物群全体の建築様式としてはスパニッシュ・ミッション・スタイルが用いられ、H号館と社会学部校舎の間にはシンボリックな空間としてのギャラリー(回廊)が設けられた。
H号館南側前景には、南側大学図書館との距離がないため、1階にスパニッシュ・ミッション・スタイル様式の一つであるコリドールが設けられ、圧迫感を和らげる工夫がなされた。
H号館内部には、大教室が2室、小教室が4室と学生の自主的な学習活動の場として「ラーニングコモンズ」が1階と2階に設けられ、飲食店舗の入った「ラウンジ」、学生同士の話し合いや打ち合わせのための「CReatE1」、グループで発表準備や資料作成を行える「CReatE2」という3つのゾーンに分けられた。
これらの共同学習スペースでは、可動式の机と椅子、ホワイトボード、AVモニター常設の固定座席、会話を促進するソファーなど、備品についても工夫と充実が図られた。
また地下1階には、蔵書が100万冊まで収容可能な機械式の大学図書館書庫と大学博物館収蔵庫が設置された。
鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、地下1階、地上3階建てで、H号館と社会学部校舎を合わせた延床面積は11,728.54㎡。
建物の設計・監理は日本設計、施工は竹中工務店。