[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
寮食堂
大学が上ケ原に移転してから約50年を経過した1978年、学生数増加に対応する施策として「学生施設整備充実計画 第1次案」が公表され、その具体化の第一歩として1981年に啓明寮、静修寮、成全寮の男子3寮がキャンパス内から上ケ原六番町に新築移転された。
その際に食堂・風呂も寮とともに移転することとなった。
この建物は男子3寮とは別棟の「寮食堂・風呂棟」として建てられ、従来からの寮外生の食堂利用を継続するとともに、上ケ原周辺に風呂を持たない下宿生が多いという実情を考慮して、風呂についても寮外生の利用制度を設けることになった。
しかし、寮風呂については、老朽化と時代の変化に伴う利用者数減少のゆえに次第に運営が困難になり、2014年2月7日の最終営業日をもって閉鎖されるに至った。
これに対応して、男子寮生と風呂がない下宿に住む男子学生には2014年4月よりスポーツセンターの浴場が使用可能となっている。
1981年11月竣工、鉄筋コンクリート造り、延べ床面積464.77㎡、設計は日本設計、施工は大林組。